顧客の想いを自らの知識と経験でかたちにする

工務事業部

INTERVIEW

インタビュー

現在の仕事内容を教えてください

工務事業部は、親会社である住友ファーマ株式会社の事業所(主に総合研究所、大阪研究所、再生・細胞医薬神戸センター)におけるエンジニアリング業務全般を行っている部署です。各部門からの様々な要望を受け、その実現に向けて、最適な手法の検討、必要な予算の算出を行い、各設備の設計から工事に至るまでの一連の業務を担当しています。また、設備をより長く正常に使用していくためのメンテナンス業務も担当しています。
以上のような業務を円滑に遂行していくために、プロジェクトの管理全般やメンテナンス計画の立案、社内外の多くの関係者との調整などを主体的に実施し、取りまとめていくことも重要な業務です。

仕事の醍醐味・やりがいはどんなところに感じますか?

自らが有する様々な分野の知識・経験を業務に直接反映できる点にやりがいを感じます。
各部門からの要望に応えるためには、専門外のことについても幅広く学ぶ必要があるため、社内外のそれぞれの分野のプロフェッショナルたちと一緒に仕事をしながら、知識の習得に努めています。また、部内での勉強会や資格試験への挑戦などにも積極的に取り組んでいます。
業務を通して、広範囲の知識や経験を積む機会があり、自分で検討した設備を「かたち」にできることは、大変な面もありますが、それ以上に感慨深いものがあります。

仕事をするうえで心がけていることを教えてください。

仕様作成時には、安全で使いやすく、かつ、長く使用できる設備を導入するために、設備の設計思想や保守履歴、トラブル事例などを細かく分析するようにしています。
加えて、要求部門の「生の声」を聞くために、できるだけFace to Faceのコミュニケーションを心がけています。最近はコロナ禍で満足に出来ない部分もありますが、メールや依頼書には記載されていない情報を、ヒアリングにより顧客ニーズを引き出すと同時に、その裏側にある潜在的なニーズも汲み取り、こちらから提案したりなどして、要求部門の満足度の高い設備導入につなげています。
そうした密接なコミュニケーションにより、関係者が同じ方向を向いて“一つの仕事を成し遂げる“ように働きかけることも工務事業部の重要な役目だと思っています。

MESSAGE

メッセージ

社会貢献を実感できる職場です

私たちは、技術者集団として常に専門性を磨き、住友ファーマグループの研究や生産施設およびオフィスの環境を高いレベルで維持・管理しています。住友ファーマグループの理念である「人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する」ことを私たちの技術でサポートし、グループ全体の「炭素循環社会構築」等の環境への取り組みに対しても貢献しています。